Обо мне
HaEOS.《ヘイオス》という名前で月に1度、主にスイーツを軸にしたイベントを企画・主催しています。
会についての色々や、日々の美味しいものをつづったHaEOS.日記をご覧ください! http://www.haeos.jp/mt/
Кулинарное влияние
小さい頃からずっと母の作る料理で育ちました。
母の料理は、しっかり目に味をつけた和食がメインでしたが、父が農業経済の分野の仕事をしていた関係もあって様々な地方の作物が家にあり、それらを使った料理が並んでいました。
三世代家族の中で作られる母の料理は、祖母に向けたお惣菜あり、食べ盛りの兄達向けのボリューム料理あり、と多種多様で、とても美味しかったので、私の料理の原点は母の手伝いをしながら覚えたこうした「家庭の味」です。
食べることが大好きな家族の中で、様々な「ほんもの」の味を教えてもらった、幸福な幼少時代でした。
そして20歳で語学研修で訪れたフランスのブザンソンのホストファミリー宅での食事が私に大きなインパクトをもたらしました。
左上半身が不自由ながら自在にキッチンで料理を作る、ホストマザーの料理はジュラ地方の家庭料理。自家製の野菜が毎回たっぷりと使われ、シンプルな味付けの料理の数々は今も思い出すことが出来ます。
自家製のインゲンの水煮を使って作られるポタージュ、庭のウサギの煮込み、パイ皮を使って焼いたピザ、そして名物チーズであるコンテを使ったラクレット。
日本で思い描いていたフランス料理のイメージを良い意味で裏切ってくれた素敵な料理の数々でした。
その後、2年かけて通った、クシ・マクロビオティックの料理教室、ホールフーズ・スタジオでのレシピや、顔なじみのトラットリアで食べる料理など、様々なジャンルの料理を味わい、勉強し、トライしてきたことで、私の今のクッキングスタイルがあります。
何流ともいえない私流の料理レシピは、私が歩んできた道ともかさなり一言では言い表せません。
毎回料理を食べにきてくれる友人や、そして毎日私に刺激をくれる家族達のためのレシピです。