Рецепт バター餅
ハワイの日系人の間ではかなりポピュラーなこのバター餅は、アロハの島で二つの料理文化が出会い影響し合った産物だといえるでしょう。お餅は日本ではなくてはならない日常の基本食品の一つですし、米国ではバターがそれに相当します。しかし、ちょっと見には、餅とバターはその組み合わせからおいしものが生まれそうには思われない食材です。私もハワイで初めてバター餅を食べる機会を持つまでは、そう思っていました。でも、実はとても美味しく、異国風のそれまで知らなかった完璧な味の調和を感じたのです。すぐに、レシピが欲しいと頼みました。そのとき、日系米国人の古い友人の家のおばあちゃんから教わったレシピがこれです。彼女は、私がレシピを欲しがったことは嬉しいことだと言ってくれました。というのも、最近はハワイの女性たちもあまりバター餅を作らなくなっているからなのです(高カロリーすぎる!)。この貴重な伝統が、まるで絶滅危惧種みたいに途絶えてしまうのではないかと心配しているのです。
もち米の粉 | 230g |
無塩バター | 60g |
溶き卵 | 2個 |
エバミルク(缶詰) | 180g |
ココナツミルク(缶詰) | 189g |
ベーキング・パウダー | 小匙1 |
グラニュー糖 | 240ml |
バニラ・エッセンス | 小匙1/2 |
Инструкции
- このレシピで作るバター餅の量は、20センチ四方、高さ5センチのスフレ型で作れる量です。バター60gをサイコロ状の切り、電子レンジで50から60度Cに温め完全に溶かします。
- 大きめのボウルにもち米の粉、グラニュー糖、ベーキング・パウダーを合わせ、よくかき混ぜます(泡立てないこと)。
- 別のボウルに溶かしバター、エバミルク、ココナツ・ミクル、バニラ・エッセンスを注ぎ入れ、スパチュラを使ってゆっくりと混ぜ合わせ、均質化した混合物を作ります(この場合も泡立てないこと)。缶詰のココナツ・ミクルの中や、ボウルで混ぜ合わせた中にだまのようなものがあっても気にする必要はありません。オーブンで焼く間にそれらのだまは溶けてしまうからです。(といって、よく混ぜ合わせるための手間を惜しまないように。)
- ミクル主体の混合物をもち粉主体の混合物の中に何回かに分けて少しずつ流し込み、粘りが出て、表面がつるっとなるまでよく混ぜます。内側にバターを塗ったスフレ型の中に流し入れ表面を均します。型を持ち上げて台の上に2、3回落として、中の空気を抜きます。
- 予熱あり180度Cのオーブン下段で35分から40分(季節と天候で調整する)表面が狐色になるまで焼きます。オーブンから取り出し、ケーキ―クーラーの上で冷まします。バター餅を切るときはプラスチック製のナイフを使ってください。密閉容器で保存すれば3,4日間持ちます。